この記事によって解決可能なお悩み
- 固定ページって何のこと?
- 固定ページって何ができるの?
- 固定ページで何を作ればいいの?
目次
WordPressの固定ページについて
WordPressの「固定ページ」とは、カテゴリーやタグでグループ分けできない、独立したページのことです。
主にサイトの下部やサイドバーなどで使われるページの作成に使われます。
「投稿」との違いを以下にまとめました。
「固定ページ」と「投稿」の4つの違い
![「固定ページ」と「投稿」の違い](https://tomo2manabiya.com/wp-content/uploads/2023/10/wordpress-page-1.png)
詳しく見ていきましょう。
一覧表示
「投稿」で執筆したページは、公開すればアーカイブなどに自動的に追加されていきます。
一方「固定ページ」は、ブログ内にリンクを手動で追加しない限り表示されません。
言い換えれば、表示させる場所を選べるということです。
カテゴリー・タグ
「投稿」で公開したページは、カテゴリー・タグでグループごとに分けることができ、閲覧するユーザーが知りたい情報を探しやすくなります。
対して「固定ページ」で公開したページは、カテゴリー・タグを使用することはできません。
ページごとのデザイン変更
これに関しては前記した表の通りで、「固定ページ」はページごとにデザインの変更ができます。
「投稿」だと不可能で、すべてのページが同じデザインになります。
ページの親子関係
「固定ページ」は、固定ページ同士を紐づけて親子関係を作ることができます。
固定ページに親子関係を持たせると、下記の画像のように表示されます。
![親子関係を持たせた固定ページ](https://tomo2manabiya.com/wp-content/uploads/2023/10/wordpress-page-2-1024x233.png)
常にメニューに表示されている(画像では「プロフィール」)のが親ページです。
普段は収納されていて、親ページにカーソルを合わせることで表示される(画像では「経歴」と「趣味」)のが子ページです。
親ページに関連したページを作りたい場合や、類似した複数の固定ページをまとめたい場合などに使用します。
「投稿」では、ページ同士で親子関係を作ることはできません。
以上のように、「固定ページ」と「投稿」では出来ることがそれぞれ違うため、用途に合わせて使い分けましょう。
ブログ運営のために作っておきたい4つの固定ページ
さて、ブログには固定ページの機能を活用して作るべきページが4つほどあります。
- プライバシーポリシー(必須)
- お問い合わせフォーム(必須)
- プロフィール(推奨)
- サイトマップ(推奨)
順番に見ていきましょう。
1.プライバシーポリシー
個人サイトでも、副業でブログを運営する場合はプライバシーポリシーの作成が必須になります。
アクセス解析などで、閲覧するユーザーの個人情報を取得する機会があるためです。
プライバシーポリシーについての詳しいことは、下記の記事で解説しております。
また、内容のテンプレートや作り方なども書いていますので、ぜひ確認をお願いします。
2.お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームも、副業でブログを運営する場合は必須になります。
ただし、ブログを作ったばかりの時はなくてもさほど問題はありません。
必要になるのは、Google AdSenseという広告サービスを導入する場合や、ブログへのアクセスが増えてきてからです。
お問い合わせフォームを作る方法を今すぐ知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
後からで十分、という方は、次の項目へどうぞ。
3.プロフィール
プロフィールページは、副業でブログを運営する上で必須というわけではありません。
特に始めて間もないころは必要性が薄く、まずは記事作りに注力したほうがいいでしょう。
もちろん、最終的には作った方がいいです。
ブログを継続的に読んでくれるファンの獲得につながりますので。
なぜファンの獲得につながるのかというと、プロフィールを読もうとした時点で、そのユーザーはブログの運営者に興味を持ってくれているからです。
そういったファンの予備軍を引き込むのが、プロフィールページの役割になります。
プロフィールにはもう1つ、固定ページで作るのとは別に、簡易なものをサイドバーなどに設置するという方法もあります。
プロフィールカードというのですが、こちらはブログのコンセプト等を端的に書くのにちょうどいいです。
そこまで手間はかからないので、可能なら初めのうちに作っておきましょう。
4.サイトマップ
サイトマップには2つの種類があります。
いずれも、副業でブログを運営する上で必須というわけではありません。
しかし設置することで、閲覧するユーザーや検索エンジンが、記事を見つけやすくなるなどの効果が期待できます。
無いなら無いで問題はありませんが、面倒でなければ設置することをおすすめします。
おわりに
今回は固定ページがどういうものかの解説と、固定ページで作っておきたい4つのページについて紹介しました。
固定ページに関することは、これにて終了となります。
初期設定のページから来られた方は、ブラウザバックか、下記のリンクからお戻りください。